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図1は私達の舞踏の舞台表現の構造を表す。私の日常の生活観のラフスケッチを描いた図2とパラレルな関係です。
図1、「踊る体」と「音楽(聴覚情報)」と「舞台環境(視覚情報)」は、葛藤、浸潤し合いながら互いが互いの契機となることで時に鬼気迫り、時に静かな佇まいを醸しながら相即する(一つになる)。
自我の分量が少ないほど結びつきは早急。匂いと味と温もりという原初的な知覚が囃し立てなければ恋愛は成就しない。
主語を前提とする駆け引きは重荷。
全て世界のあらましは意図と行為の蜜月。
意味は食べられるから子を孕む。
踊り手はいつでも木偶の坊。無駄がないから機知に富む。
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