2007年10月18日、世田谷区立「下馬福祉工房」にて、訪問公演を開催した。
下馬福祉工房は、母体である「手をつなぐ親の会」が、15年間行政などに働きかけ開設した知的障害者通所授産施設である。
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下馬福祉工房の手作りクッキー |
利用者の方の主な作業内容は、クッキー生産販売、受託加工、清掃受託などであるが、なかでもクッキー生産は、「下馬のなかまたち」というネーミングで親しまれている。
工房内では、人気商品の顔があるサブレ「しもまるくん」をはじめ、一枚一枚心をこめて焼き上げられた手作りクッキーの甘い香りが立ちこめる。
当日は、お地蔵さんと鬼の子の物語の踊りを利用者の方、職員の方、介護実習生の方々に鑑賞していただいた。
公演後、施設主任からの「踊りを教えてもらおうかな〜」という呼びかけに、利用者の方々が出てこられ、それぞれ好きなお地蔵さんを一緒に踊った。
いつしか、利用者の方々と私達のお地蔵さんの行列の輪ができていた。
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