▼【1988年12月24日(土)読売新聞掲載記事より】 舞踏団「友惠しづねと白桃房」(友惠しづね代表)が22日、八王子市大和田町の市立老人ホーム(西村重雄院長)を訪ね、ホームの「年忘れ回」で慰問公演した。友惠しづねと白桃房は舞踏の創始者故土方巽氏の流れをくむ舞踏集団で、この日はお年寄りたちの前で代表作のひとつ「乳色の女」の一部を披露。照明が消えると、さまざまな衣装を身につけた団員達が虚構とも現実ともつかぬ世界で、人の生から死を演じた。